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■中国蘭の年間管理
蘭は栽培が難しい、素人には無理だと決めつめていませんか。中国蘭はポイントさえ抑えていれば難しいものではありません。育成に必要な環境、水、光、風、多少の肥料等、そしてなによりも蘭に接する愛情が一番です。

栽培のポイント 作業
1月
計画作り
凍らせない
最低0〜10℃、 最高15℃以下
早咲きの株が開花
暖かい日の午前中に水やり
7日〜10日に1度(乾き具合で判断)
2月
朶々香、蓮弁蘭、豆弁蘭の開花時期
夜の保温と昼のムレに注意
色により光量を調整
花茎を伸ばす工夫
つぼみも鑑賞
香りの鑑賞
毎年咲かせないように
水切れは禁物
3月
遅咲きの連弁蘭、春剣蘭の開花
2〜3年に1度は植え替え
小鉢は毎年植え替え

花が終わったものから早めに切り取り
春分の日前後に植え替え
植え替え後は毎日水やり
窒素肥料
4月
成長期
葉焼けに注意
夜の冷え込みに注意

窒素肥料
植え替え
殺菌剤、殺虫剤
5月
成長期
風通しをよく
風、霧(水蒸気)、昼夜の温度差

窒素肥料、活力剤
殺菌剤、殺虫剤
水はたっぷり
6月
陽の取り方、水やりに注意
ムレに注意
風通しをよく
肥料を控える
 
7月
朝方光を与える
西日は厳禁
水は夕方から夜
連弁蘭は夜間の温度に注意
肥料はいらない
殺菌、殺虫は月1回
 
8月
花芽分化の時期
水遣りを控えると花付きがよくなる
風通しをよく
 
9月
植え替えであまり小割にしない
残暑に注意
水は夕方から夜間
軟腐病に注意
植え替えしない株も上砂は替える
根の通気性をよく

秋分の日ごろ植え替え
リン酸・カリ肥料
10月
朝日と肥料を十分に
環境、用土、鉢により水遣りのペースが違う
午前中に水遣り
11月
寒さに当ててから部屋に入れる
寒蘭の花芽には水をかけないように
昼夜の温度差が色をよくする
 
12月
早咲きの株は花芽が動き出す
寒蘭の花付き株は移動させない
 

 

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